◆アンコール曲◆
ドビュッシー
前奏曲第1集より パックの踊り
J.S.バッハ
フェインベルク編:オルガン・ソナタ ハ長調 BWV529より ラルゴ イ短調
モーツァルト
ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調 KV331「トルコ行進曲付き」
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 op.109
ショパン
ポロネーズ ハ短調 op.40, No.2
3つのエコセーズ op.72, No.3
3つのワルツ イ短調 遺作/ ヘ短調 op.70, No.2 / 変イ長調 op.34, No.1
4つのマズルカ op.24
タランテラ 変イ長調 op.43
英雄ポロネーズ 変イ長調 op.53
※曲目は変更になることがあります。ご了承ください。
ダン・タイ・ソン
Dang Thai Son
(c)佐藤寛敏
ヴェトナムのハノイに生まれ、モスクワ音楽院に学ぶ。
1980年、ショパン国際ピアノコンクールで数々の特別賞とともに優勝し、アジア出身の初の快挙として大きな注目を集めた。以降、リンカーン・センター(ニューヨーク)、サル・プレイエル(パリ)、ムジークフェライン(ウィーン)など、世界40カ国以上の檜舞台で活躍を続ける。これまで、レニングラード・フィル、モントリオール響、BBCフィル、プラハ響、パリ国立管弦楽団など世界のトップ・オーケストラと、また、マリナー、ヤンソンス、パーヴォ・ヤルヴィ、アシュケナージをはじめとする著名指揮者と共演を重ねている。アイザック・スターンには、「真の音楽家」と称えられ、その美しい音色は世界中の聴衆を魅了してやまない。CDはドイツ・グラモフォン、ソニー、ビクターエンタテインメントなどから数々の名盤をリリース。2018年9月、ポーランドの文化および、国家遺産に対しての貢献者に贈られる最高位の顕彰である、「文化功労勲章」金章を受章。2021年優勝のブルース・リウはじめ、ショパンコンクールに多くの入賞者を送り出した指導者であることも、完璧なるショパンの体現者だと評される。ショパンコンクール2021の熱冷めやらぬ中、徳望の来日公演となる今回、ダン・タイ・ソンの紡ぐショパン、そして、約30年ぶりのバッハとモーツァルト、ソロでは日本初披露となるベートーベン。現在、オバーリン音楽院(米国)、モントリオール大学にて教鞭を執るほか、ワルシャワでのショパン国際ピアノコンクールをはじめ、多くの世界的コンクールの審査員を務め、次代のピアニストの育成にも注力している。カナダ在住。
(c) 2001-2020 秋篠音楽堂