伝統芸能の部について

国のまほろば大和の地で、数々の文化が生まれ、育まれてきました。
人々の生活の中から生まれてきた年中行事や祭礼に欠かせないものとして多くの伝統芸能が地域の人々の努力によって受け継がれ、守られています。
秋篠音楽堂専門部会「伝統芸能の部」は、これら大和の伝統芸能を多くの皆様に知っていただき、関心を持っていただこうと、活動しております。

公演情報

2024

秋篠音楽堂 サロン講座 第1回
祭りと芸能の音

日時

10月26日(土)/ 開演14:00(開場13:30)

料金

入場料 500円(資料代含む)

書籍販売

秋篠音楽堂運営協議会・伝統芸能部会では、伝統芸能公演を開催するとともに各テーマについて詳述した紀要『秋篠文化』を発刊しております。ご希望があれば実費でご提供しております。詳しくは秋篠音楽堂運営協議会までお問合せください。

購入申込書 (PDFデータ、又は、Excelデータ) をこちらからダウンロードいただけます。プリントしてご使用ください。

平成29年度 第37回伝統文化ポーラ賞 地域賞を受賞しました

[近畿] 芸能文化 〈奈良の伝統芸能の調査・研究〉NPO法人奈良芸能文化協会
公益社団法人 ポーラ伝統文化振興財団 http://www.polaculture.or.jp

「伝統文化ポーラ賞地域賞」を賜りまして誠にありがとうございます。 国のまほろば「大和」の地では、数々の文化が生まれ、育まれて参りました。私どもはこの大和に伝わる芸能や行事等を伝承し、振興する目的で、人々に理解していただけるよう、実演付き講演会の開催や、研究誌『秋篠文化』発刊等の活動を続けております。
 特に『秋篠文化』は、伝統芸能の歴史の中で重要な位置を占めながらも今は途絶えてしまった芸能や、消滅の恐れのある大和の芸能について、各所に断片的に所蔵されている記録や論考、録音や映像、絵画や写真などを蒐集・検証し、音楽資料については採譜を行い、伝統芸能の振興と研究活動のための基礎資料として、新たな論考と共に毎年刊行しています。ご活用いただければ幸甚でございます。
 この栄えある受賞を励みとして、これからも大和の伝統芸能の調査・研究に取り組んで参る所存でございます。

「秋篠文化」バックナンバー  ※ご希望の方に実費にてお譲りします。

【新刊】 秋篠文化 第13号 「大和の風流芸能」  ブルーレイ3枚組

3,850円

第1巻 奈良市大柳生の太鼓踊り

第2巻 大和の太鼓踊りと風流踊り

第3巻 十津川村の大踊り

秋篠文化 第12号「特集 大和の踊歌・祝歌 ほか」

(CD付)3,300円

大和の《祭・祝歌・行事》《踊唄》《座興歌》の歌詞と楽譜
久保田 敏子
題目立の旋律構造について
牧野 英三
ナモデ踊り考 -大和国中の雨乞念仏踊り-
佐々木 聖佳
描かれた大和の太鼓踊り
鹿谷 勲
風流踊の芸能と伝承基盤 -大和の太鼓踊りを中心に-
岩井 宏實

秋篠文化 第11号「特集 大和の仕事歌」

(CD付)3,300円

『五線譜に生きる大和の歌』における「大和の仕事歌」~その歌詞と楽譜~
久保田 敏子
大和のうたごえ
鹿谷 勲
牧野英三先生の民謡調査
岩坂 七雄
陽音階民謡における修士音について -現在奈良県下において唱われている-
-
題目立の旋律構造について
-
太鼓踊の旋律について -現在奈良県下においてのこされている-
-
(特別寄稿)民謡とはなにか –大和の事例から-
真鍋 昌弘
(転載資料)大和のうた –『県政奈良』掲載記事-
牧野 英三

秋篠文化10号「特集 大和のわらべ歌」

(CD付)3,300円

わらべ歌の概念と歴史について
井口 はる菜
音楽から見た大和のわらべ歌
久保田 敏子
大和のわらべ歌の分類と定義
井口 はる菜
大和のわらべ歌の歌詞一覧
久保田 敏子・井口 はる菜
牧野英三先生の民謡調査
岩坂 七雄

秋篠文化 特別号

(CD付)2,200円

大和萬歳録音の思い出
三隅 治雄
大和千秋萬歳の思い出
猪熊 兼勝
大和万歳の遺品について
鹿谷 勲
春日社千壽萬歳執行録
岡本 彰夫
上方まんざい八百年史
前田 勇
萬歳をたずねて
岡田 弘
「大和万歳」に関する研究ノート
山村 雅史
大和万歳祖神考
吉田 栄治郎
中世大和の千秋万歳考
山村 雅史
大和万歳音声資料と正月禁裏萬歳
福原 敏男

第8号「聖霊会」

550円

法隆寺の聖徳太子信仰と聖霊会の歩み
大野 玄妙(聖徳宗総本山法隆寺管長)
法隆寺の声明 −聖霊会を中心として−
澤田 篤子 (洗足学園音楽大学教授)
四天王寺の聖霊会
久保田 敏子(京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター所長)

第7号「大和の祭文音頭」−江州音頭・河内音頭の源を探る−

(CD・DVD付) 2,200円

祭文から音頭へ −その源流と変遷−
久保田 敏子(京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター教授)
席の芸と櫓の芸 −江州・河内オンドロジー−
村井 市郎(大阪経済法科大学講師)
村井先生と秋篠音楽堂
岡本 彰夫(春日大社権宮司 秋篠音楽堂運営協議会委員)
(講演記録)大和の祭文音頭とその系類
村井 市郎(大阪経済法科大学講師)
(添付資料)講演録音「大和と江州音頭(続)−節のいろいろ他−」
(秋篠音楽堂探究サロンCD)
実況録画「大和の祭文音頭−江州音頭の源を探る−」
(秋篠音楽堂伝統芸能公演DVD)

第6号「南都の雅楽」

880円

南都の雅楽
奈良大学名誉教授(社)南都楽所楽頭 笠置 侃一
第一章 南都雅楽と春日若宮おん祭
 
第二章 雅楽の伝来と発展
 
第三章 近代奈良の雅楽
 
第四章 戦後の奈良の雅楽
 
第五章 平成十九年の春日若宮おん祭
 
第六章 管絃と舞楽
 
附 章 (1)江戸末期の南都楽所(2)楽家系譜
 

第5号「大和の念仏」

550円

仏教における念仏 -念から声へ-
林田 康順 (大正大学専任講師)
芸能の中の念仏
久保田  敏子(京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター教授)
奈良県の六斎念仏 -その事例と特色-
鹿谷 勲(奈良県立民俗博物館学芸課主幹)
大和の十九夜講
岩坂 七雄(奈良市教育委員会文化財課)
徳融寺のサンハライ念仏
阿波谷 俊宏(徳融寺住職)

第4号「大和の法会と声明」

880円

大和の法会と声明
佐藤 道子(東京文化財研究所名誉研究員)
金峯山寺 蓮華会の法会と法螺音用
田中 利典(金峯山寺執行長)
慈恩会の歴史と声明
多川 俊映(興福寺貫首)
西大寺光明真言 土砂加持大法会
佐伯 俊源(種智院大学助教授、西大寺清浄院副住)
唐招提寺 修正会と声明
関口 靜雄(律宗戒学院嘱託研究員)
東大寺の歴史と修二会
森本 公誠(東大寺別当)
融通念仏宗本山末寺の法会
阿波谷 俊宏(徳融寺住職)
長谷寺の声明と大般若転読会
新井 弘順(長谷寺宗立専修学院講師、真言宗豊山派法会儀則専門委員)
法隆寺金堂修正会について
高田 良信(法隆寺長老)
薬師寺修二会『花えしき』
松久保 秀胤(薬師寺長老)

第3号「万歳」

550円

万歳から漫才へ
久保田 敏子(京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター教授)
万歳芸の保存と現状
宮田 繁幸(独立行政法人文化財研究所東京文化財研究所芸能部民俗芸能研究室長)
浄瑠璃における大和万歳
西瀬 英紀(独立行政法人日本芸術文化振興会国立劇場調査養成部主任)
奈良県の万歳芸
鹿谷 勲(民俗芸能学会評議員)

第2号「大和の祝い唄」−伊勢音頭が結ぶ大和と伊勢−

550円

里帰り伊勢音頭
畑 嘉也(全国伊勢音頭連絡協議会会長)
近世邦楽の中の伊勢音頭
久保田 敏子
  (京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター教授)
伊勢と大和
岡本 彰夫
  (春日大社権宮司 秋篠音楽堂運営協議会委員)
伊勢音頭と大和
鹿谷 勲(民俗芸能学会評議員)
大和のおかげ踊り -奈良市田原地区を中心に-
岩坂 七雄(奈良市教育委員会文化財課)

創刊号「大和の神楽」

550円

神楽 -神楽から下座音楽まで-
久保田 敏子(京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター教授)
春日大社の陪従神楽について
岡本 彰夫(春日大社権宮司 秋篠音楽堂運営協議会委員)
大和の湯立 -ソネッタンと大和のマツリ-
岩坂 七雄(奈良市教育委員会文化財課)
曽爾の獅子舞 -付(資料)奈良県内の獅子舞の現状-
鹿谷 勲(奈良県教育委員会文化財保存課専門技術員)
NPO法人奈良芸能文化協会
日本トスティ歌曲コンクール
奈良市国際音楽交流協議会 ならイメック
秋篠音楽堂

〒631-8511
奈良県奈良市西大寺東町2-4-1 ならファミリー6階

0742-35-7070

営業時間 / 10:00~17:00

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