©Tomoko Hidaki
提供:紀尾井ホール室内管弦楽団
©Yuji Hori
ライナー・ホーネック(ヴァイオリン)
Rainer Honeck, violin
1961年オーストリア生まれ。7歳よりヴァイオリンを始め、ウィーン国立音楽大学に学ぶ。81年ウィーン国立歌劇場管弦楽団/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に第1ヴァイオリン奏者として入団、84年には同歌劇場管のコンサートマスターに、92年にはウィーン・フィルのコンサートマスターに就任。
オーストリアをはじめとするヨーロッパ各地、日本、アメリカなどでソリストとして活躍。室内楽にも意欲的に取り組み、多数のラジオ、テレビ出演、CDも多くリリースしている。
近年では指揮にも力を入れており、2017年より紀尾井ホール室内管弦楽団首席指揮者を務めた後、2022年より同名誉指揮者に就任。
使用楽器は1725年製のストラディヴァリウス“シャコンヌ”(オーストリア国立銀行からの貸与)。
©Yuji Hori
©Yuji Hori
菊池 洋子(ピアノ)
Yoko Kikuchi
2002年第8回モーツァルト国際コンクールにおいて日本人として初めて優勝、一躍注目を集めた。その後、ザルツブルク音楽祭に出演するなど国内外で活発に活動を展開し、いまや実力・人気ともに日本を代表するピアニストの一人である。
前橋市生まれ。故田中希代子、故林秀光の各氏に師事。桐朋学園女子高等学校音楽科卒業後、イタリアのイモラ音楽院に留学、フランコ・スカラ、フォルテピアノをステファノ・フィウッツィに師事。国内主要オーケストラとの共演をはじめ、ザルツブルク・モーツァルテウム管、ハノーファー北ドイツ放送フィル、ベルリン響等と共演。
最近ではバレエとのコラボレーション公演にも出演し、世界的バレエダンサー ディアナ・ヴィシニョーワや吉田都、上野水香ほかと共演。CD録音も活発に行い、2023年には「J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲」(エイベックス)をリリースした。
前橋市Presents 舞台芸術祭芸術監督。第1回上毛芸術文化賞(音楽部門)受賞。2007年第17回出光音楽賞受賞。
2023年3月よりウィーン国立音楽大学にて後進の指導に当たる。
(c) 2001-2020 秋篠音楽堂